[Pkg-kde-extras] 利益を増やす！

[KMS経営会計事務所 川崎晴一郎]

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おはようございます！
ＫＭＳ経営会計事務所の川崎晴一郎です。


本日はレポートツールのスコアをアップさせるための本質的な対策「利益を増やす」について記載させていただきます。


私の主張は至ってシンプルです。


利益を増やすためには単純な話、売上や費用の概念にこだわらず、経営者が「今より儲かるための活動」を選択することが重要だと考えます。


今より儲かるための活動は以下のものに集約されると思われます。


(1) 儲かる活動（事業）を始める（新規事業）

(2) 儲かっていない活動（事業）をテコ入れして儲かるようにする（売上増加により実現）

(3) 儲かっていない活動（事業）をテコ入れして儲かるようにする（コストカットにより実現）

(4) 儲かっている活動（事業）をさらに伸ばす

(5) 儲かっていない活動（事業）をやめる（マイナスが減れば実質プラス）


上記(1)〜(5)を「適時」「適切」に選択していくことで企業の利益は増えていきます。


ただ、上記を全てうまく実行されている中小企業は少ないように思います。そもそも儲かっている活動と儲かっていない活動を切り分けられていない（採算管理が適切なセグメント別に行われていない）ケースも数多く見られますが、切り分けができていたとしても、「適時」に「適切」な選択をしている会社はほとんどないように思います。


特に(4)と(5)ができていない会社が多いように思います。


意外なのが(4)ができていないことです。経営資源が(1)(2)にフォーカスされ、(4)が見落とされているケースがよく見られます。儲ける観点からは、(4)が一番簡単なのに放置されているという状況です。


その主な原因は(5)を選択しないことによります。始めた事業はやめられない、やめたら携わっている従業員がかわいそうだ、売上は頑張って伸ばすものだ・・・等々の観点から、(5)でなく(2)が選択され、結果経営資源が(2)に回り、(4)が選択されないといった循環です。


従業員が一生懸命取り組んでいることや、少しでも売上がある＝お客様が待っていることを簡単にやめられないということは理解できなくもないですが、利益を獲得する観点からは(5)を選択の上、余った経営資源を(4)にあてこむ選択が重要です。その方が利益が増え、結果、給料やボーナスも増やせるので、従業員にとってもハッピーなはずです。


なお、(2)と(3)の判断が遅いケースも多々見られます。既存事業のテコ入れはこまめに実施すべきところ、不調になってしばらくして痛みが大きくなった後にやっと行動に移す会社は少なくありません。心当たりがある方は少なくないのではないでしょうか。


これらの検討は最低月次ベースで行っていきたいですね。


なお、当事務所と月次コミュニケーションがあるクライアント様は知らずのうちに強制的に毎回この検討を繰り返させられているかと思いますが、この検討を繰り返すと確実にじわじわ成果があがってきます。


貴社でも是非取り組んでみてください。
当事務所でお手伝いできることがあればお気軽にお申し付けくださいね。


本日はこの辺で失礼いたします。


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